コタオの少年

名前はエム、煙草を吸ってるので年を訊くと18と答える。はじめに会ったのは僕達が久しぶりにナイトダイヴィングのために乗り込んだボートだった。コタオに着いて2日目のこと、その日は4本潜り(すでにトータル6本) 夕刻港近くで軽めの食事(スープヌードル)を済ませ、停泊中のボートに乗り込むとエムがいた。どう観ても15-6にしか見えない。

日本人グループは僕等だけ 他は英国系女性インストラクターに香港系の男性(アドヴァンス受講生)ひとり。船長とエムの7名での出港となる・・・訊くところによるとエムはミャンマー系だそうで 船長との関係や家族、コタオで働く経緯なんかを少し考えてみたりもした。でもすぐに圧縮空気の泡と共にどこえやら波その後、エムの船でのダイヴィングや停泊中に遭う事もたびたび・・155ぐらいでタイの少年よりは がっちりした体だ、人懐っこい笑顔は多くのゲストやスタッフの人気者の様子。あるポイントで自前のゴーグルをエキジットのさい失くした僕、その時のサポートがエムだった事から、合うたびにゴーグルのはなしで回りも巻き込みながらのジョークとジャレアイで随分なごませてくれた。ひっよっとしてオチョクラレてたのかな?次に会う時は背も高くなってるだろうなぁ・・・・・