新天地レジャービル

飲み屋を始めてから外に呑みに行くことはほとんどなくなりました。それでもご先輩方々のお店には敬意を払って行くことも・・広島に来たての1975年頃はまだ未成年ということもあって当然お酒の知識も味も分らないままただ大人な時間を過ごしたく、ちょっぴり下心も抱きつつ恐る恐る夜の街を徘徊したものです。徒労に終わる週末を過ごし悶々とした気持ちのまま日曜日の夜から月曜の朝を迎えるサラリーマン生活・・やっと弾き語りをしている飲み屋さん当然安くてフレンドリー、しかも時々演奏もさせてくれる。今思えば恥ずかしいかぎりですが、その名は「農協貴族」。きんちゃんともう一人、ちょっと忘れてしまいましたが、お二人とも弾き語りをされていて、お客もお二人のファンの女性をはじめかなり賑あっていたように思います。そんなことを思い出すのには十分なことが・・シネツイン2の入っているビルに今もその名があったのです。ひらがな表記で「のうきょうきぞく」と、どなたか情報をくださればうれしいのですが、たぶん「きんちゃん」はいる筈もないとおもいますが、ふつうのスナックだと・・因みにこのシネツイン2のある新天地レジャービルはほんとうに思い出深い建物なのです。はじめてのサウナに洋ピン(ポルノ)、そしてはじめて弾き語りさせて貰ったお店・・農協貴族・・表記が違う?かも・・