オーソン・ウェルズ

映画通な方なら彼の名前を聞けば「市民ケーン」をまず思い出す筈、洋題CITIZEN KANEは第二次大戦前のアメリカの新聞王ハーストを描いた、若干24歳の彼の初監督作品(1941年)・・凄い!この作品の裏側を題材にした「ザ・ディレクター/市民ケーンの真実」・・1999年作も観ると面白いかも・・やたらと台詞の多いウッディー・アレンの「ラジオ・デイズ」の映画に走行中の車を急停止させ、彼氏のドライバーを残したまま逃げる女性が描かれているが これはオーソン・ウェルズのラジオ番組「宇宙戦争」の臨時ニュースの台詞・・火星人がゴキブリのように大挙して攻めて来る!によるものだ(あまりにも有名)。神童・天才と形容された彼も1985年にこの世を去った。ちなみに、この映画が日本で上映されるまでにはGHQや配給元の関係で10年も遅れることとなった(僕も生まれてません・・) 今では当たり前のTVでの映画放送、実は一般公開される前にNHKがこの作品で放送したのが始めとか・・しかしこの時代にTV観てたひとって凄いよね・・・いろいろな意味で・・・