近所の小学校の

運動会が終わりました。運動会にはあまりいい思いではありませんからあれこれ言ったところでどういうこともありませんが、二三の記憶を・・朝は昼食に家族や近所のひとたちと広げる巻き寿司においなりさんを食べていきます。勿論母親の手作りがそのころは当たり前でしたから、普段とは違う朝食です。前の日から運動会の行程表やよくのりの効いた体操着を枕元に用意するところからすでにどきどきが始まる気の小さな少年でした。近所の子供たちとの鬼ごっこでは足は速いといわれ自分でもそう思っていたものですが、しかし現実は惨めなもので同級生の中ではその他大勢の着外・・小学六年間の運動会で3着までの入賞は障害走で一度あったかどうか・・夢にまで見た先頭でテープを切ることは当然なかったのです。それでもまわりの大人たちは優しくはげましてくれたし午後のフォークダンスは楽しかった運動会。ほろ苦さとほんわか暖かかな風が今でも思い出されます。