一時に店閉めて帰り道、百メーター道路の西の空に奇怪な帯状の光が目に飛び込んできた。マンションの窓にしては幅があり過ぎる、看板にしては暗い。UFOにしてはボンヤリしすぎだ。それはお月様だった。西の空低く、こないだの金星と木星とのスマイルムーンは食べ終わった後の西瓜のようで、このビッグマウスムーン(勝手なネーミングです)は西瓜を食べる時の定番の形。弧の部分が地平線に吸い込まれたように観えなくなった頃、天満川沿いから舟入公園まで歩いていたふたりです。途中カメラに収めようと試みたけれど、あいにくわたしのデジカメでは撮影不能。なんだかわたしたちを笑ってるみたいな月でした・・・
月が笑う
寝るには惜しい夜 »