市民球場とわたし

命短し恋せよ乙女・・ゴンドラの歌、映画「生きる」でブランコに乗った主人公の志村喬が唄っている印象深い曲です。「七人の侍」「用心棒」「椿三十朗」など時代劇作品で有名な黒澤明監督はあまりにも有名ですが現代物も数多く、そのひとつが「生きる」です。まあ映画通的お話はこのぐらいで、なぜ今頃ゴンドラの歌かと云うとまことに私的なことですが、広島市民球場ライトスタンド外野席と内野席間にあるブルペンの津田プレートに先日触れた折、思わず感極まりこの出だしのフレーズを思い出したからなんです・・最後に球場にカープを観に行ったのは大野投手の引退試合。あれから薄れいくカープへの思いとプロ野球に対する失望・・しかし市民球場が最後のペナントレースを終えその雄姿もあと僅かということぐらいはニュースで聞き及んではいましたから、たまたまプールに行く途中に偶然知った無料観覧。実際あちこち球場内を見回るうちに次から次えと記憶が蘇ることに驚きながら、津田プレートのところに来たときには涙が・・・・よう頑張った・うううううう・・・残念じゃた・・寂しい・・さよなら市民球場・・・黄金期のカープよその選手達、その他みんな・・ありがとう・・うううううう・・・きょうで三連荘の球場でした。結婚写真に草野球、いろいろな思い出を噛締めに多くの方々も、それこそ老若男女・・遠方からも。それぞれのカープ・・それぞれの市民球場・・それぞれの青春・・それぞれの人生・・・私と同じ年の市民球場・・よく頑張りました、ありがとう・・入れなくなるまで何回でも遊びに行くからね・・写真も一杯取るよ・・・