そのむかし舟入時代のカクテルの失敗談です。注文されたカクテルのベースのお酒がヴォッカでそれをトマトジュースで割る・・それにレモンの皮を螺旋に剥いたやつをタンブラーに飾るというとてもシンプルなレシピ。たしかホーセズネック馬の首という意味のカクテル、しかしベースにブランデーを使って出してしまった・・しかし美味しいと言われた。こんなことあるなーと思い出させてくれたのは、雪国というスノースタイルのカクテルの注文を受けたつい最近のこと・・スノースタイルはレモンをグラスの淵に廻し塩を塗す、まさか砂糖とは思いもしなかった。作り慣れないカクテルだったこともあったが、この塩で塗した雪国をおかわりされ三杯も作った・・あとで砂糖というのに気づき「しまった」と思ったが、今回も美味しいと言われたのです。その言葉は真実か真実でなかったか・・あれから雪国はでていないし、そのお客もお見えになっていない。冬から春を迎えるカクテル雪国を飲んでみてはいかがでしょうか・・雪国ようにグリーンミントチェリーも買いましたから・・ははは